周辺競合店とのGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)を比較する方法

質問

店舗を運営されている皆さん、こんにちは。

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)を活用していると気になることがあります。

それは、「周辺の競合店と比べてうちのGMBはどれくらい見られているんだろう?」ということ。

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)は、インサイトを見ることで閲覧数や検索数など自店舗の数値を見ることは出来ますが、競合店と比較して見ることはできません。

なので、よくキーワード検索の結果を見ることで、その順位から確認する方が多いですが、それは本当に氷山の一角。ユーザーは様々なキーワードを組み合わせて検索してくるので、ビッグキーワードだけの順位を見ても実際の表示数では大きな違いが出ていることもあります。

では、Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)で競合店との比較をすることは出来ないのでしょうか。

答えは「否!」

実はインサイトの中で唯一競合店との比較ができる情報があり、そこを読み解くことで競合店と比較した自店舗の状況を推測することが出来るのです。

今回はそんな少し高度な情報をお届けしたいと思います。

競合店との比較が可能なインサイト「写真の閲覧数・投稿数」

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)で唯一競合店との比較ができるインサイト、それは「写真の閲覧数と投稿数」です。

写真のインサイトは、それぞれ次のように表示されます。

それぞれ2本のグラフがあるのがお分かり頂けると思いますが、「お客様」「同業他社」と別れている事が分かると思います。

お客様 :自分の店舗のマイビジネス
同業他社:周辺地域にある同じカテゴリに設定されているマイビジネス

つまり、その地域で自店舗のマイビジネスが競合店に比べて見られているのかというのが、はっきりと分かります。

上の画像のような場合、自店舗の写真が競合店に比べて4倍以上閲覧されていることが分かります。それとあわせて写真の投稿数も自店舗が多い事が分かります。

当社がこれまで300店舗以上のGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)インサイトの統計を取ってきたところ、マイビジネスの表示数に対して写真の閲覧数は約150%でした。

これから考えられることは、少なくとも自店舗のGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)自体が表示されている数は、競合と比べて同レベルかそれ以上である可能性が高いという事です。

Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)が競合店に比べて表示数が少ないと考えられる場合のグラフ

こちらのインサイトの数値を見てもらうと「写真の閲覧数は競合他社より少ないが、写真の投稿枚数は多い」という事が分かります。

写真の投稿枚数は、少ないよりも多いほうが閲覧数が増えやすいという傾向がありますが、このケースの場合、投稿数の少ない競合店の方が閲覧数が多いという数値になっています。

ここから考えられることは、自店舗のマイビジネスの閲覧数は競合店と比べて同レベルかそれ以下である可能性が高いという事です。

このように写真のインサイトは、唯一競合店との比較が出来る情報なので、しっかりと分析することで自分の店舗の立ち位置を推測することが出来るのです。

Googleは閲覧数を伸ばすヒントも教えてくれている

最後に、上で掲載したインサイトのサンプル画像ですが、写真の閲覧のグラフの下部を見ると、それぞれ下記のような記載があります。

「お客様の写真は同業他社よりも表示回数が325%多くなっています。もっと写真を投稿して差をつけましょう。」

「お客様の写真は同業他社よりも表示回数が39%少なくなっています。もっと写真を投稿しましょう。」

そう、写真の閲覧数を伸ばすにはもっと写真を投稿しましょうという事です。

でも考えてみて下さい。マイビジネスのアクセス数は変わらないのに、写真を投稿するだけで写真の閲覧数は増えるのでしょうか。

そうです、写真を投稿すればマイビジネス自体の表示も増えやすくなるという事を暗に示しているのです。

ぜひ皆さんも写真のインサイトを今一度チェックしてみて下さい。

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LocalBase管理者 3年 0 回答 871 表示 0

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